柔道チャンネル

ご希望の接骨院・整骨院情報を無料で検索できます。

接骨院・整骨院

温熱治療器

温熱治療は、世界各国で古くから行なわれてきた物理療法のひとつです。日光浴や温泉もその中に含まれ、特に温泉療法は、紀元前のギリシアでも行なわれていたという記録が残っていると言います。温熱治療は、体内や皮膚表面を暖めることで血行促進、鎮痛、マッサージなどの効果を得られ、症状や治療内容に合わせて、最適な治療器が用いられます。患部だけでなく全身を温めることもでき、体全体の血行を促進することで、毛細血管を拡張したり、新陳代謝を活発にさせたりします。治療方法は、大きく乾熱式、湿熱式、転換熱式に分類され、乾熱式には赤外線治療、光線治療、ホットパック、サウナ、湯タンポなどがあり、湿熱式には温泉療法、ホットパック、蒸気浴、気泡浴、パラフィン浴などがあります。転換熱式はマイクロ波治療や超音波治療を指します。ここでは、代表的な温熱治療器について簡単にご紹介しましょう。

ホットパックとは

ホットパックとは

ホットパックにはビニールパック式(湿熱式)と電熱式(乾熱式)があり、熱伝導はビニールパック式の方が大きくなります。パックの中には保温性の高いシリカゲルやベントナイトなどを入れ、80〜85℃の加温器で15分以上加温したら、バスタオルなどで包み、患部に乗せたり固定などをします。通常はこの状態で20分程度安静を保ちます。この方法は抹消の血管が加熱されやすいので、血行を促進して筋肉の緊張を軽減します。打撲・捻挫、筋肉痛、関節や腰・術後の痛み、腱鞘炎、神経痛や神経麻痺、肩こりなどに効果があるとされています。ただし、やけどの危険性もありますので、知覚麻痺がある部位や骨が突出している部位などに施術する場合は十分な注意が必要です。

パラフィン浴とは

パラフィン(ろう)は熱伝導率が小さいので、ゆっくりと温めることができます。やけども起こしにくく、一旦温めた患部が冷めにくいのも特長です。空気にさらされると薄い皮膜となるため、保温性はより高まる性質もあります。施術方法としては、パラフィンを張って43〜45℃に温めた専用装置の中に直接患部を浸けます。手や足の指のように凹凸がある複雑な形状の部位でも、細かい所まで均等にパラフィンが付着して加温できるため、軟部組織の伸張性の向上、手指などの関節炎やリウマチ、腱鞘炎などに効果的です。また施術後に皮膚が艶やかになることから、美容効果も期待されています。専用装置に入れられない部位にはパラフィンパック法もあります。

過流浴とは

過流浴とは、浴槽に浸けた患部に、噴射ノズルで気泡を発して刺激する施術方法です。温水の温熱刺激と過流の機械的刺激で、血液の循環促進、疼痛の緩和、筋肉のリラクゼーション効果があります。また、やけどの痛み軽減や血流の改善にも有効です。さらに、過流浴後の運動療法は効果がより高まるとされています。ただし、各疾患の急性期や重度の感覚障害・循環障害、悪性腫瘍、静脈性潰瘍などのある方への施術は、禁忌とされています。

このページのTOPへ

注目ワード