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子どもの成長痛(原因/症状/対処法)

子どもが夕方から朝方にかけて膝のまわり・足の甲部分・かかと・股関節や足の付け根部分に痛みを訴えるものの、朝になると痛みはなく、検査をしても原因が見つからない。このような場合は「成長痛」と診断されます。成長痛とは、幼児から中高生の成長期にかけての子どもに発症する「特有の症状や特徴をもつ痛み」の総称であり、どこからどこまでが成長痛なのか医学的に明確な定義はありません。ここでは子どもの成長痛の原因や対処法、症状などをご紹介していきます。

そもそも成長痛とは?

そもそも成長痛とは?

成長痛という名前が誤解を招きやすいのですが、骨の成長とは無関係です。筋肉や骨、関節が未完成な子どもが非常に活発に動くために疲れがたまって、痛みとなることが原因として考えられます。成長とともに治るので、基本的には放っておいてもかまいませんが、子どもが抱える痛みの原因の多くは成長期特有の「骨端部分のもろさ」が原因となっているケースが大半で、骨の成長元となる骨端部分は骨と比較するとやわらかい軟骨組織でできているため、大きな負荷を受けると炎症を起こすなどのダメージを受けてしまうことがあるのです。この骨端部分にかかわる疾患は骨端症と呼ばれ、成長痛の多くの場合で、この骨端症を伴う場合が確認されます。

「痛み」との付き合い方

骨端症は基本的に手術などを行なう必要性がない疾患ですが、痛みは長期的に継続しやすい傾向にあり、完全に治ったと思っても運動を行なうと、また痛みを再発する可能性を持っています。そのため、治療法は原則として「安静」が基本中の基本です。この期間は痛みが強い場合は患部に炎症を発症している証拠ですから「アイシング処置」を行なってゆっくりと過ごすのが大切です。運動盛りの子どもが安静にしているのは難しいことですが、患部の炎症が治まるまでは安静を保っていることが大切です。痛みが軽減し歩いたりしても踵に痛みを感じなくなるまでは、3日程の期間が必要で、この時期に運動を再開してしまうと、また痛みが再発してしまう可能性が高いので競技への完全な復帰は様子を見ながらになります。最低でも1ヵ月はかかると思った方が良いかもしれません。

成長痛は子どものこころ、体調のサイン

子どもが最も多く症状を訴える部位は「膝」で、2歳・3歳・4歳などの幼児期の子どもにも成長痛と見られる膝の痛みを伴う症状が確認されています。主に膝の裏側・太股・ふくらはぎ・足首などを痛がりますが、どこが痛いのかはっきりしない場合もあります。成長痛は昼間の遊び疲れに加えて、親や周囲の人からかまってもらいたい気持ちの表現とも言われていますので、特に家庭環境の変化(弟ができた、母親が仕事を始めた)があるようなときなどは子どもの訴えを無視せずに、積極的にスキンシップを図ることも大切なことです。ただし足の痛みを訴える原因は成長痛だけではありませんので、昼間も痛がったり、歩き方がおかしい場合や次第に痛みが強くなってくるようなときは、一度は医療機関を受診し、適切な指示を受けるようにして下さい。

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