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物理療法

人は、体の調子が崩れても、もとの状態へ戻そうとする機能が働き、調子が戻ることがよくあります。「物理療法」とは、この体の調子をもとに戻すために、自然界に存在する物理的資源を医学・医療で利用することを現します。それらは、水治療(水泳プールや温泉などを利用)、光線治療(赤外線やレーザー線などを利用)、温熱療法(温水や極超短波などを利用)、寒冷療法(アイスパックや冷却装置などを利用)、電気療法(電気刺激装置などを利用する電気を利用)などの物理的エネルギーです。 物理療法の種類と期待される効果を、簡単にご紹介しましょう。

自然治癒力を引き出す治療法として期待

自然治癒力を引き出す治療法として期待

「物理療法」と言うと、とても堅苦しく機械などをイメージしてしまいがちですが、古(いにしえ)より現在に至るまで、太陽、温泉、水など、自然に存在する物理的エネルギーを利用して、病人の身体を暖めたり、冷やしたりする医療手段でした。疾病を直接治療させるのではなく、恒常性を維持しようとする、生体本来の反応を円滑に働かせる作用があります。大きな特徴としては、化学的に作用する薬品にくらべて、副作用がなく安全なことです。合成薬治療中心の医療が見直される中、あらためて人間本来の自然治癒力を引き出す治療法として関心が集まっています。

温熱療法(Thermotherapy)

主に慢性症状の痛みの緩和に多く用いられています。冷えた部分を温めることで、筋肉の緊張がほぐれたり、血管が拡張することで血行が良くなり、新陳代謝が促進されるなどの効果が期待できます。

冷却療法(Cryotherapy)

主に打撲・捻挫・筋肉痛(生理的炎症)などの急性症状に使われます。熱を持った患部を冷やすことで炎症や痛みの感覚を抑えたり、周辺の組織へのダメージをくい止めたりする効果が期待されます。

水療法(Hydrotherapy)

温浴する、水圧を利用する、浮力を利用するなど、水の温度や深さを、様々な方法で利用して治療します。入浴は血行を促進させたり、組織を活性化する効果があり、また、浮力のある水の中では体への負荷が軽減されるため、リハビリなどがしやすくなるというメリットがあります。

機器を使った療法

心電図・筋電図・脳波などを計測することでも分かるように、人の体には生体電流が流れています。この仕組みを利用し、低周波治療、超音波療法、マイクロウェーブなどの電流を用いる電気療法や、レーザー、赤外線などを使った光線療法などがあります。機器を使っての物理療法を行なうには、機器の誤作動や火傷などに十分注意しなければいけません。

マッサージ療法

機械的な振動を与えることにより、痛みをやわらげ、循環を改善させる作用があります。同じように、マッサージの手技により、皮膚の上部を軽くこすり、痛みをやわらげ、循環を改善させる軽擦法(けいさつほう)と、強くこすることにより、筋肉や関節周辺の浸出物の排除を促したり、癒着した皮膚組織をもとに戻す働きを活発化させる強擦法(きょうさつほう)などがあります。

牽引療法

代表的なものとしては、ムチウチ症など頸部の異常に働きかける頸椎牽引と腰痛などに用いられる腰椎牽引などがあります。いずれも機械的に患部を伸長させて、痛みをやわらげます。

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