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柔道整復

手技療法の効果

武術の技法における「活法」として伝えられた技が、江戸時代には蘭学や中国医学、実証医学などの影響を受けて「接骨術」や「整骨術」と呼ばれて受け継がれ、大正期以降は西洋医学の知識をも取り入れて完成された柔道整復術。柔道整復で行なわれる手技療法は、人間の体を自然治癒するために必要なすべての知識や理論、技術が含まれている療法です。だからこそ、皮膚、筋肉、骨、血液などの循環系、神経系、リンパなどの分泌系といった生体機能を刺激し、活性化させることによって、機能回復を助けたり早めたりといった効果を図ります。あるときは緊張を取り除き、またあるときは筋肉や関節の動きを調整することで身体の痛みや不快感をやわらげる手技療法、その効果をご紹介します。

手技ならではの治療とは

手技ならではの治療とは

例えば、むち打ち症などの治療は、機械などによる治療だけでは決して良くなることはないため、接骨院(整骨院)などでは、手技により患者の体をしっかりと揉みほぐし、痛みを取り除くことに主眼を置いた施術が行なわれます。単に、頭痛、肩こり、腰痛、ひざ痛、体の不調など、その症状が現れている部分だけを治療するのではなく、体全体を把握して、症状の原因を突き止め、自然治癒力を高めることを主眼に、根本的な施術を行なうことが、手技療法の基本なのです。

手技療法が与える効果・作用

皮膚に与える影響
手技療法が皮膚に与える影響からみていきましょう。皮膚の近くにある神経を刺激することで、反射的に血管の拡張を促して、血流量を増加させ新陳代謝を高める効果があります。また、汗腺や皮脂腺を刺激することにより、皮膚呼吸を活発にして、腺の分泌物を取り除き皮膚の再生力を高め、同時に抵抗力を増加させる働きもあります。
筋肉に及ぼす作用
筋肉に及ぼす作用としては、筋肉中の血流量を増加させるよう働きかけ、それにより筋肉中の新陳代謝が良くなり、筋収縮力を回復させます。神経に及ぼす作用として、弱い刺激は、神経に対して興奮作用を起こさせます。また、強い刺激は反対に神経を鎮静させるよう働きます。運動前のウォーミングアップなどでは、弱い刺激のマッサージにより神経を興奮させ、反対に運動後や試合後では、強めに行ない神経の興奮を和らげます。
循環器系に及ぼす作用
循環器系に及ぼす作用では、軽擦法(けいさつほう)、及び揉捏法(じゅうねつほう)などの手技療法に大きな血液・リンパ液の流れを促進させ、老廃物を除去させて疲労の回復を早める効果があります。
血液・リンパに及ぼす作用
血液・リンパに及ぼす作用としては、血流量の向上だけでなく、リンパ液の動きも血流量と同等に流れが良くなります。リンパの動きは静脈では運べない大きな不要物(たんぱく質、細胞の死骸など)を運ぶ下水道的な働きがあります。そして重要なのは、リンパ球という細菌・ウィルスと戦う免疫の働きです。免疫は自己以外のものを攻撃、殺傷、排除するという自然治癒力の中心的役割を担っています。血液・リンパ液の流れをスムーズにするということは、細胞の新陳代謝を促し、自然治癒力を高めることになるのです。

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