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手技療法の図解(叩打法)

美容院へ行くと、カットやパーマの合間などに頭や肩から背中にかけて、マッサージのサービスを行なってくれます。頭や背中をトントントンと軽く叩かれると、実に気持ちの良いものです。これは、マッサージの手技である叩打法(こうだほう)のひとつです。また、心停止になった人の前胸部を叩き、不整脈を停止させる胸部叩打と言う処置があります。

叩打法は、文字通り叩き、打つ方法です。どのような種類があるのでしょうか。また、特徴なども見ていきましょう。

叩打法の特徴

叩打法の特徴

「叩打法」とは、軽く握った状態の手のひらか、開いた手のひらで身体の表面をリズミカルに軽打し、刺激を加えるものです。その速さは一秒間に2〜5回程度。深部に達するような叩き方は避け、関節を滑らかに動かして弾力を付けて左右の手で交互に叩くことが重要です。叩く時間は施術目的によって加減します。作用としては、断続刺激がリズミカルに作用するので、神経や筋の動きを活発にし、血行を促進。神経や筋の興奮性を高める方法や、逆に興奮を鎮め鎮静的に働く方法があります。特別な器具が要らないので、オフィスや家庭でも手軽にできる方法として多くの方々が実践しています。

叩打法の主な作用

叩き方や速さ、リズム、力の強さで作用に違いがありますが、叩打法の主な作用は、神経及び筋の機能を高めることにあります。実際には中程度の力で、比較的緩やかに短時間の叩打を行ないますので、興奮状態にある神経を鎮める効果もあります。つまり、皮下の毛細血管を拡張または収縮させ、筋の収縮力を増し、血の巡りが良くすることが挙げられます。また、力の強さによっては、神経や内臓機能を調整します。施術者は肩の力を抜き、弾力的かつリズミカルに治療部位を叩くことが大切です。

叩打法の種類

この手技には、手掌で叩打する手掌叩打法(しゅしょうこうだほう)、拳を軽く握ってその小指側で叩く手拳叩打法(しゅけんこうだほう)は、軽く握った拳で叩く手技。切打法(せつだほう)はパーの形に手指を伸ばしたまま、小指側の縁で物を切るように叩きます。多くの場合、両手を交互に動かし、ほぼ同一の部位に行ないます。手掌をくぼませて叩く拍打法(はくだほう)、手掌の指背で叩く指背叩打法(しはいこうだほう)、指頭叩打法(しとうこうだほう)は四指の指頭で叩く手技で、頭部などに用います。合掌叩打法(がっしょうこうだほう)は両手掌を合わせ、その小指側の縁で叩く手技で肩上部などに用います。含気叩打法(がんきこうだほう)は、左右の手掌を交差してあわせ、中に空気を蓄えるようにして一方の手背で叩く手技です。古名は袋手の術とも言い、肩上部などに用います。様々な叩き方によって、効果も異なります。

主な適用場所

手拳叩打法
主に肩、腕など
切打法
首、肩、背中、腰、足、腕など
拍打法
背中、胸、腹部など
指頭打法
頭部など
指背叩打法
胸、腹、背、頭部など

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