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手技療法の図解(軽擦法)

マッサージは、人や動物を問わず、相手をいたわり慈しむ本能的な心にその源流を見ることができるものだと言えましょう。日本にマッサージが入ってきたのは1887年(明治20年)頃だとか。当時、ヨーロッパのマッサージを医療マッサージとして研究し、日本のあん摩とヨーロッパのマッサージを融合させ、以来日本式のマッサージとして発展させてきました。ヨーロッパ・マッサージの主流と言えば、スウェーデン・マッサージであり、これは軟組織マッサージとして世界中で受け入れられています。そのテクニックのひとつである軽擦法(さする)は、「手技は軽擦法(けいさつほう)で始まり、軽擦法で終わる」と言われるぐらい、基本の技になります。

軽擦法の特徴

軽擦法の特徴

軽擦法(けいさつほう)は、手のひら、親指、二本指、四本指などを患部に密着させ、背骨に沿って平に軽く擦ります。手の摩擦によって、皮膚の温度を上げ、血液の循環を良くし、新陳代謝を促進。細胞を活性化させます。手掌を患部の皮膚に密着させたまま、末梢から中枢に向かって平らに撫で擦する(さする)方法です

軽擦法の効果

片手(または両手)の全面(または一部)を施術を受けられる方の体に密着させ、やや軽めの圧を均等に加えながらさすります。手全体を使い、長く大きなストロークで背中や脚を軽擦していきます。通常、上方へ軽擦していくときは圧力をかけ、下がってくるときに圧力は加えません。これは、マッサージの圧力と血液の循環・筋肉組織への効果が正比例し、マッサージの圧力と神経系統への効果が反比例することに起因します。筋肉の深部までしっかりとケアし、凝りの緩和や健康の維持・促進の効果があります。また、直接肌に触れることにより、血液やリンパの循環も促し、ホルモンの分泌を良くします。

軽擦法の種類

具体的には、母指の指作か腹部で軽くなでたりさすったりする母指軽擦法(ぼしけいさつほう)。2本の指の腹部で軽くなでたりさすったりする二指軽擦(にしけいさつ)、4本の指の腹部で軽くなでたりさすったりする四指軽擦法(ししけいさつほう)があります。さらに手掌軽擦法(しゅしょうけいさつほう)では、母指球を主体にして軽く行なう方法と小指球を主体にして軽く行なう二つの方法があります。また、手の背部で軽くなでたり擦ったりする手背軽擦法(しゅせけいさつほう)、こぶし状にした手で軽くなでたりさすったりする手挙軽擦法(しゅけんけいさつほう)があります。

手掌軽擦法
手掌全体を使って、皮膚の表面を軽く圧しながら行ないます。胸部、腹部、背部、腰部、臀部などといった比較的広い部分を対象とします。
母指軽擦法
母指の指先または指腹を使い、上腕、前腕、大腿部、下腿部といった局所的な狭い領域を対象とします。
二指軽擦法
母指と示指の間に、手指や足指、または四肢の患部をはさむようにして行ないます。局所的治療に有効です。
四指軽擦法
示指、中指、環指、小指の4指の指腹を使って、頭、頸部、顔面、胸部、腱と腱の間などを軽擦します。
指背軽擦法
軽くこぶしを握り、示指から小指までの4指の指背を使って、背部、臀部、大腿、下腿、手掌や足底部の皮膚の厚い部分や、筋膜、腱膜などがある部分に用いられます。

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