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柔道整復

脱臼・骨折の固定

柔道整復師法第17条において「柔道整復師は医師の同意を得た場合の他、脱臼または骨折の患部に施術をしてはならない。ただし応急手当をする場合はこの限りでない」と規定されています。応急手当を除き、継続して行なう脱臼または骨折の患部への施術は医師の同意が必要です。固定法は、脱臼や骨折の整復に用いられる方法で、患部を一定期間動かないように固定し、再発や変形などを防ぐために行ないます。固定法には、内固定と外固定とがありますが、柔道整復で用いる外固定についてご紹介しましょう。

骨折治療の基本

骨折治療の基本

骨折治療で基本となるのは、骨を元通りの位置に固定することです。骨がずれていなければそのまま固定しますが、開放骨折の場合や骨がずれている場合には、固定する前に正しい位置に戻さなければなりません。これを「整復」と言います。まず、ずれた骨を正しい位置に保つために牽引します。子供の場合は回復が早いため牽引だけで治療が終了することがあります。その整復した骨が再度ずれないように、けがをしている場所を保護するためにいろいろなもので患部を固定します。

柔道整復で行なう「外固定」とは

手術をして、プレートや鋼線などで骨や関節を直接固定する内固定に対し、柔道整復で行なう外固定は、皮膚にメスを入れることなく、皮膚の外側から固定材料を使って固定します。外固定に使用する材料には、硬性の物と軟性の物があります。硬性の材料には、金属性のプレート、棒、ピン、ワイヤー、副木(そえぎ)、合成樹脂、厚紙、ギブスなどがあり、軟性の材料には、包帯、三角巾、絆創膏、ガーゼ、綿花、サポーターなどがあります。例えば整復師の特徴的な固定法としては、そえ木と包帯だけで手首の骨折を固定する方法があります。

副木(そえぎ)とギブスについて

一般的には、患部の腫れがひくまでの骨折の初期治療に、よく副木(そえぎ)が用いられます。「副木」とは、石膏、グラスファイバー、アルミニウムなどでできた細長い板のことで、「シーネ」とも言います。骨折した部分にあて、弾性包帯やテープで固定。その後ギブスにより骨折部位を保護し、動きを制限して固定を維持します。ギブスの素材はグラスファイバー、または石膏です。グラスファイバーのギブスは強くて軽く、濡れてもこわれず長もちするという特徴があります。一方、石膏のギブスは細かい成型が必要な場合にのみ使用されます。ギブスの裏側は皮膚を保護するために専用の綿でおおわれています。

固定材料選びも仕事のひとつ

固定したまま一定期間を過ごす方のことを考え、患部の安静が保たれ、日常生活にできる限り支障のないような固定材料を選ぶことも柔道整復師の仕事のひとつ。固定した患部や、周辺の筋力が衰えてくるのを始め、関節も硬直するなどの弊害が起こってくるため、骨折治療とあわせて筋力強化運動や関節の稼動域修復訓練などを行なっていくことも大切です。

開放骨折
皮膚や南部組織が破れ、その傷口から骨折した骨が露出した状態。「複雑骨折」とも言います。
粉砕骨折
骨がバラバラにくだけた状態。交通事故や転落により非常に大きな外力が加わったときに起こります。

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