柔道整復師を目指す

資格が必要

資格が必要

柔道整復師になるためには、専門の教育を受け、資格を取る必要があります。
柔道整復師の資格を取るためには、まず、厚生労働大臣あるいは文部科学大臣が許認可した専門学校など柔道整復師養成施設に入学します。

柔道整復師という名前には、柔道という言葉が付いていますが、柔道の経験がなくても入学することはできます。柔道整復師養成施設での教育の中に、柔道の実技の時間があり、心構えや礼儀作法を習得します。段を取ったり、試合に勝ったりといった必要はありません。
柔道整復師養成施設に入学することができるのは、高校卒業または、卒業見込みの人、大学生、社会人です。年齢や性別に関係はなく、サラリーマンからの転職や定年退職後の再就職、独立開業など様々な人が目指すことができます。
柔道整復師養成施設へ入学し、3年間の専門教育を修了後、卒業年度に実技認定試験を受け、合格すると、国家試験を受験することができます。
国家試験に合格し、柔道整復師の免許が交付されたら、いつでも開業することができます。

柔道整復師は、患者の体のみならず、心の健康も左右する仕事をします。そのため、各専門分野で学んだ知識と技術を磨き、現場において患者の様々な症状に対応できる能力を身に付けなければなりません。養成施設での充実した教育を受け、実習を重ね、心技体を兼ね備えた柔道整復師となることが必要です。

養成施設(専門学校)について

養成施設(専門学校)について

柔道整復師の養成施設は、厚生労働省によって定められた認定規則に則って、全国に数多く存在しています。
施設の校舎や備品に関しては、

(1) 柔道場を有すること。
(2) 図書室を有すること。
(3) 実習室は、水道設備を有すること。
(4) 基礎医学実習室は、生徒数人を一組として実習を行ない得るよう机及び椅子が配置されていること。
(5) 校舎は、原則として設置者所有の物であること。ただし、賃貸借契約が確実かつ長期に亘るものは
     差し支えない。
(6) 校舎は原則として他の目的に併用されていないこと。
(7) 教育上必要な機械器具、標本及び模型、図書ならびにその他の備品を備えること。

といった認定規則に従って整えられています。
柔道整復師を目指す人の増加につれ、柔道整復師養成施設も急増する中、どの施設を選ぼうかと考える人も多いことでしょう。実際に柔道整復養成施設へ入学する際には、次のような点について吟味すると良いでしょう。

【入学金、授業料】
適正な入学金、授業料かどうか、いくつかの施設を比べると良いでしょう。実習費や教材費が別にかかることもあるので確認しましょう。
【カリキュラムの充実】
柔道整復師養成学校においては、文部科学省・厚生労働省によって定められた85単位以上の単位を履修させる必要があります。最低履修科目以外においては、各養成施設で独自のカリキュラムが組まれ、特色のある授業が行なわれていますので、自分が学びたい科目のある学校を選ぶと良いでしょう。
【国家試験対策】
柔道整復師を目指す人は増加傾向にあり、年々難しくなる国家試験への対策は大切なポイントでもあります。養成施設以外で講座や実力試験、受験のための塾が存在します。
養成施設によっては、施設内で国家試験対策講座などの勉強会を定期的に実施するところもありますので、確認すると良いでしょう。

この他に、働きながら柔道整復師を目指すことができるように、夜間部を設けている施設もあります。

養成施設(専門学校)の入学試験

養成施設(専門学校)の入学試験

柔道整復師養成施設は増加しており、人気があって集中するところ以外は、入試倍率はそう高くはないようです。募集の方法も一次募集・二次募集のみの施設もあれば、年間を通して何回も募集し、試験を行なう施設などがあります。
受験資格のある方で、柔道整復師養成施設の入学試験を受けようとするならば、まず、募集要項や願書を取り寄せます。入学方法は、一般入学と推薦入学がありますので、受験方法を選び、入学願書、検定料、その他の書類を提出します。受験校から郵送されてくる受験票を受け取れば、入学試験を受けることができます。

一般試験の内容は、筆記試験と面接試験がほとんどですが、運動能力などの実技試験を実施するところもあります。筆記試験は、国語、生物、小論文などが多いようです。面接は、個人やグループなどで行ない、出題傾向としては、入学動機や将来の進路、資格に対する意欲などが挙げられます。

推薦選考は、学校長や所属長の推薦によるものや柔道有段者などスポーツ推薦による選考などがあります。その場合、一般試験よりも試験科目は少なくなっており、小論文と面接といったケースもあります。推薦規定は、各施設によって異なるため、募集要項などで確認した方が良いでしょう。

養成施設(専門学校)のカリキュラム

養成施設(専門学校)のカリキュラム

柔道整復師養成施設のカリキュラムは、卒業し柔道整復師として働く上で、重要な知識や経験となります。
各施設のカリキュラムは、国家試験科目となっている解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論及び関係法規の他に、それぞれ独自の授業を取り入れてカリキュラムを作成しています。厚生労働省によって指定されている最低履修単位数以外に、力を入れている科目では単位数を増やして取り組んでいます。
ですから、どの施設を選ぼうかと考えるとき、専門的な知識、確かな技術、患者に接する精神的な心構えを学ぶことができ、実践の中で役に立つカリキュラムであるかどうかを吟味して選ぶことは大切なポイントでしょう。

柔道整復師になるために履修しなければならない分野は、「基礎分野」、「専門基礎分野」、「専門分野」の3つに分けられており、それぞれの年次に全分野を網羅し、3年間かけて全課程を学びます。
入学を希望する人の中には、新卒者ばかりでなく、接骨院(整骨院)などの助手をしながら柔道整復師を目指す人も少なくありません。そういった人のために夜間部を設けている施設では、学習すべき内容を、働きながらでも3年間で修了できるようにカリキュラムを作成しています。

国家試験を受ける

国家試験を受ける

柔道整復師法の規定により、平成26年3月に第22回柔道整復師国家試験が下記の通り施行されます。
なお、柔道整復師国家試験は厚生労働省の管轄ですが、試験の実施に関する事務は、指定試験機関として指定されている(公財)柔道整復研修試験財団が行ないます。
また、次回の試験概要につきましては、毎年9月初旬頃に発表されます。

試験概要(平成26年3月実施)

■ 試験期日

平成26年3月2日(日)

■ 試験地

全国10会場(北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県)で行なわれます。

■ 試験科目

解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論及び関係法規

受験資格

①学校教育法で定める大学に入学することができる者のうち、3年以上、文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合する者として、文部科学大臣の指定した学校または厚生労働大臣の指定した柔道整復師養成施設において、柔道整復師となるのに必要な知識、及び技能を修得した者。(平成26年3月17日(月)までに修業、または卒業見込みの者を含みます。)

② 柔道整復師法の一部を改正する法律の施行の際(平成2年4月1日)、現に改正法による改正前の法第12条の規定により文部大臣の指定した学校または厚生大臣の指定した柔道整復師養成施設において同条に規定する知識、及び技能の修得を終えている者ならびに改正法施行の際現に当該学校または柔道整復師養成施設において当該知識、及び技能を修得中の者であって改正法施行後にその修得を終えた者。

受験手続

■ 必要書類

① 受験願書
柔道整復師法施行規則(平成2年厚生省令第20号)様式第5号で作成します。受験願書に記載する氏名は、戸籍(中長期在留者については在留カードまたは住民票、特別永住者については特別永住者証明書または住民票、短期在留者については旅券その他の身分を証する書類)に記載されている文字を使用します。
② 写真
縦6cm×横4cm 出願前6ヵ月以内に脱帽して正面から撮影したもので、裏面に撮影年月日、及び氏名を記載します。(公財)柔道整復研修試験財団において交付された受験写真用台紙に写真を貼り付けて、同台紙に必要事項を記入し、提出します。
なお、不正を防ぐため、提出する写真は、卒業もしくは在籍している柔道整復師養成施設、または(公財)柔道整復研修試験財団の本人確認を受ける必要があります。
③ 修業証明書、卒業証明書、修業見込証明書、卒業見込証明書のいずれか
修業見込証明書または卒業見込証明書を提出した場合は、平成26年3月17日(月)17時までに修業証明書、または卒業証明書を提出する必要があります。当該期日までに提出されないときは、当該受験は無効となります。

■ 書類の受付期間・提出場所

① 受験に関する書類は、平成26年1月6日(月)から同月17日(金)(当日消印有効)までに、郵送(書留)で(公財)柔道整復研修試験財団に送付します。 
② 受験に関する書類をやむを得ず直接持参する場合は、平成26年1月6日(月)から同月17日(金)までの平日9時から12時、13時から17時までに持参します。
③ 受験に関する書類が受理されたあとは、受験に関する書類の返還、及び受験地の変更は認められません。
④ 受験票の交付は、平成26年2月13日(木)に郵送により行なわれます。

■ 受験手数料

① 受験手数料は16,500円となっており、受験手数料を(公財)柔道整復研修試験財団が指定する銀行または郵便局に振り込みます。
② 受験に関する書類が受理されたあとは、受験手数料は返還されません。

合格者の発表

試験の合格者は、平成26年3月27日(水)14時に、厚生労働省にその受験地・受験番号が掲示されます。また、(公財)柔道整復研修試験財団のホームページにおいても掲示・発表が行なわれます。

その他

視覚、聴覚、音声機能もしくは言語機能に障害を持つ受験希望者は、平成25年12月2日(月)までに(公財)柔道整復研修試験財団に申し出ることで、受験の際にその障害の状態に応じて必要な配慮を受けられることがあります。

■ お問合せ先

(公財)柔道整復研修試験財団
東京都港区高輪3丁目25番33号長田ビル4階
郵便番号108-0074   電話番号03(3280)9720
URL http://www.zaijusei.com/

国家試験の内容について

国家試験の内容について

国家試験は、柔道整復理論、解剖学、生理学、病理学、運動学、衛生・公衆衛生、外科学、整形外科学、リハビリテーション医学、臨床医学及び、関係法規の科目の中から出題されます。
試験問題数は、必須問題30問、臨床実地問題15問を含む230問です。合格するためには、必須問題の80%、必須問題以外の200問中120問以上正解することが必要です。

出題は、AタイプとX2タイプの形式で行なわれます。Aタイプとは、4つの選択肢のうちからひとつ選ぶ形式であり、X2タイプとは、4つの選択肢のうちから2つ選ぶ形式です。必須問題は必ずAタイプの出題となります。
各科目において、正しい単語や文章、絵や図を選ぶ問題や逆に誤った単語や文章、絵や図を選ぶ問題が出題されます。

過去の国家試験内容は、様々な書籍やインターネット上で公開されていますので、容易に見ることができるでしょう。
また、厚生労働省は、平成16年の試験から各養成施設の国家試験合格率を発表するようになりました。各施設がどのような国家試験対策を取っているのかといった点を評価されることになります。

※2013年9月現在の情報です

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