審判

審判員は、主審1名、副審2名を原則とします。場合によっては、主審、副審各々1名、または審判員1名にすることもできます。
審判員の決定は絶対であって、これに抗議することは許されません。

主審

場内に在って、試合の進行ならびに勝負の判定を司ります。主審の宣告は以下の通りです。

「始め」及び「それまで」

「始め」及び「それまで」
「始め」…試合を開始するとき。
「それまで」…終了したとき。
【主審の動作】
言葉のみ。

一本

「一本」
試合者の施した技を「一本」と認めたとき。
【主審の動作】
片手を伸ばし、上方に高く上げます。

技あり

「技あり」
試合者の施した技を「技あり」と認めたとき。
【主審の動作】
掌を下にして片手を伸ばし、側方肩の高さに上げます。

有効

「有効」
試合者の施した技を「有効」と認めたとき。
【主審の動作】
掌を下にして片手を伸ばし、側方斜め下45度に上げます。

総合勝ち

「総合勝ち」
一方が「技あり」をとったあとに、他方が禁止事項を犯して「警告」を受けたとき。
【主審の動作】
片手を伸ばし、上方に高く上げます。

「抑え込み」及び「解けた」

「抑え込み」及び「解けた」
「抑え込み」…抑え込みが完全にその体勢に入ったと認めたとき。
【主審の動作】
掌を下にして片手を伸ばし、抑え込んでいる者に向け、前下方に下げます。
「解けた」…「抑え込み」と宣告されたあとで技をはずしたとき。
【主審の動作】
片手を伸ばし、体の前方で左右に2、3回早く振ります。

「優勢勝ち」及び「引き分け」

「優勢勝ち」及び「引き分け」
判定表示を求めた場合、三者多数の表決に従って、「優勢勝ち」、または「引き分け」を決定し、宣告と指示、あるいは宣言と動作をします。
【主審の動作】
勝者指示は、一歩前に出て、勝者側の片手を伸ばし、掌を内側に向けながら斜め上方に上げ、その後一歩戻ります。「引き分け」の場合は、一歩前に出て、片手(拇指を上)を伸ばし、上方から前方に下ろして一時停止させます。

「待て」及び「始め」

「待て」及び「始め」
「待て」…試合を一時止めさせる場合。
【主審の動作】
片手を伸ばし肩の高さまで水平に上げ、指を上にして掌を時計係に向けます。
「始め」…試合を再び始める場合。
【主審の動作】
言葉のみ。

「不戦勝ち」など

「不戦勝ち」など
「不戦」「反則」「棄権」「失格」「負傷」その他により勝負を決した場合。
【主審の動作】
勝者指示の動作(一歩前に出て、勝者側の片手を伸ばし、掌を内側に向けながら斜め上方に上げ、その後一歩戻ります)。

副審

主審を補佐する審判です。副審2名は、場外の勝負の見やすい相隔たった場所に各々位置します。副審の動作には次のようなものがあります。

場内と認める場合

場内と認める場合
片手(拇指を上にする)を伸ばし、その試合場の境界線に沿わせて上方に上げたあと、ほぼ肩の高さに下ろして停止させます。

場外と認める場合

場外と認める場合
片手(拇指を上にする)を伸ばし、その試合場の境界線に沿わせ、ほぼ肩の高さに上げ、水平に2、3回振ります。

主審の宣告に対し意見がある場合

主審の宣告に対し意見がある場合
「一本」、「技あり」、「有効」の宣告に対し、自らの判定を所定の動作によって示します。

主審の判定を適当と認めない場合

主審の判定を適当と認めない場合
片手を伸ばして上方に高く上げ、左右に2、3回振ります。

合議などの必要を認めた場合

合議などの必要を認めた場合
その場に立ち上がり、片手を伸ばし肩の高さまで水平に上げ、指を上にして掌を主審に向けます。

判定

 
主審の動作に応じて赤・白の旗を持った両手を前方45度に上げ、主審の「判定」の呼称に応じて、優秀な試合者側の旗を高く上げます。他方の旗は下へ下げます。 「引き分け」の場合は、赤・白の旗をともに高く上げます。
※「判定」の動作は主審も同様です。

記録係

記録係

主審の宣告を、そのつど、得点表示板に表示し、同時に所定の試合記録用紙に記入します。

時計係

時計係

試合時間、「抑え込み」時間、停止時間を計るとともに、試合時間の終了、及び「抑え込み」の終了時間を鈴などによって、審判員に知らせます。


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