禁止事項(反則)

技ならびに動作などに関する禁止事項と反則の判定基準をご紹介します。
※同時に禁止事項を犯した場合は、両者それぞれの反則として処置します。

指導

軽微な禁止事項を犯した場合は、「指導」となります。

指導

指導になる禁止事項
  1. 積極的戦意に欠け、攻撃しないこと。(約30秒間)
    ※最初に与えられるものを「教育的指導」と言い、反則とはなりません。2回目は反則となります。
  2. 相手と取り組まず勝負をしようとしない(約20秒間)。また、組んでも切り離す動作を繰り返すこと。
  3. 攻撃しているような印象を与えるが、明らかに相手を投げる意志のない動作を行なうこと。(偽装的な攻撃)
  4. 極端な防御姿勢をとること。(6秒以上)
  5. 相手の同じ側の襟や袖を握り続けること。(6秒以上)
  6. 相手の帯や裾などを握り続けること。(6秒以上)
  7. 必要もなく相手の腕の下をくぐりぬけること。
  8. 相手の袖口や裾口に指を入れて握ること。及び立ち勝負のとき、相手の袖口を直接ねじって握ること。または絞って握ること。
  9. 立ったままで、試合者が互いの手の指を組み合わす姿勢を続けること。(6秒以上)
  10. 服装を乱すこと、及び審判員の許可を得ないで勝手に帯などを締め直すこと。
  11. 防御、または寝技に移るために、立ち姿勢または寝姿勢から、立ち姿勢の相手の足(または脚)を手で取ること。ただし、巧みに相手を倒す場合を除く。
  12. 帯の端や上衣の裾を相手の腕に巻きつけること。
  13. 柔道衣をくわえたり、相手の顔面に直接手(または腕)や足(または脚)をかけること、または相手の髪をつかむこと。
  14. 無意味な発声をすること。

注意

少し重い禁止事項を犯した場合は、「注意」となります。
「指導」+「指導」でも注意となり、「有効」と同等になります。

注意

注意になる禁止事項
  1. 絞技の中で、頸部以外を絞めること。頸部であっても帯の端、または上衣の裾を利用して絞め、拳または指で直接絞め、もしくは直接両脚で挟んで絞めること。
  2. 固技のとき、相手の帯や襟に足(または脚)をかけること。
  3. 相手の指を逆にして引き離すこと。
  4. 寝技に移ることができない状態で、寝技に引き込むこと。(※)
  5. 相手の握りを切るために、相手の手または腕を膝や足(または脚)で蹴り放すこと。
  6. 立ち勝負のとき、場外に出ること。ただし、相手の技または動作により出る場合を除く。

(※)寝技への移行

寝技に移ることができる場合
  1. 投技が相当に効果があって、引き続き寝技に転じて攻める場合。
  2. 投技を施そうとして倒れたとき、または倒れかかるのを利用して、他方が攻める場合。
  3. 立ったまま、絞技、または関節技を施し、相当の効果があって、引き続き寝技に転じて攻める場合。
  4. 投技とは認めがたいが、巧みに相手を倒し、引き続き寝技に転じて攻める場合。
  5. 前各号に相当しない場合でも、一方の倒れたとき、または倒れかかるのを利用して、他方が攻める場合。

警告

重い禁止事項を犯した場合は、「警告」となります。「注意」+「指導」、または「注意」でも警告となり、「技あり」と同等になります。

警告

警告、または反則負けになる禁止事項
  1. 故意に、場外に出ることや相手を出すこと。
  2. 払腰などをかけられたとき、相手の支えている脚を内側から刈り、または払うこと。
  3. 河津掛で投げること。
  4. 関節技の中で、肘関節以外の関節を取ること。
  5. 頸の関節、及び脊柱に故障を及ぼすような動作をすること。
  6. 背を畳につけている相手を引き上げまたは抱きかかえたとき、これを突き落すこと。
  7. 試合者の一方が後ろから搦みついたとき、これを制しながら、故意に同体となって後方へ倒れること。
  8. 立ち姿勢から腕挫腋固などを施す場合、一挙に体を捨ててとること。
  9. 場外で技を施すこと。
  10. 審判員の制止または指示に従わないこと。
  11. 相手の人格を無視するような言動をすること。
  12. 相手の体に危害を及ぼしたり、柔道精神に反するようなことをすること。

反則負け

極めて重い禁止事項を犯した場合は、「反則負け」となります。「警告」+禁止事項でも反則負けとなり、「一本」と同等になります。

反則負け

反則負けになる禁止事項
内股、跳腰、払腰などの技をかけながら体を前方に低く曲げ、頭から畳に突っ込むこと。

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