2017年ブダペスト世界柔道選手権大会/国別団体戦

2017年ブダペスト世界柔道選手権大会/国別団体戦 優勝者インタビュー

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男子60kg級 高藤直寿

世界柔道選手権大会としては、2013年のリオデジャネイロ大会以来となる金メダルを獲得した高藤直寿。終始安定した試合運びで、男子60kg級第一人者にふさわしい貫禄ある戦いぶりを見せつけた。
リオデジャネイロ五輪(柔道)での悔しさを胸に今大会をあくまで「通過点」と位置付ける高藤が、試合中の心境と3年後の東京五輪(柔道)への思い、意気込みを語る。

リオデジャネイロ五輪(柔道)の悔しさを胸に挑んだ世界柔道選手権大会

リオデジャネイロ五輪(柔道)の悔しさを胸に挑んだ世界柔道選手権大会

2016年リオデジャネイロ五輪(柔道)では金メダルを逃し、3位という結果に終わりました。今回のブダペスト世界柔道選手権大会(以下、世界選手権)では、とにかくその悔しい思いをぶつけたい、という気持ちでしたね。

2020年の東京五輪(柔道)を見据えて動いていく中で、「今回の世界選手権で優勝して始まることは、今後の大会にプラスになる」と考えていたので、「何としても勝利する」という強い気持ちで大会に臨みました。

準々決勝までの試合を振り返って

準々決勝までの試合を振り返って

初戦(2回戦)は、1日の内容が決まると言っても良い程重要な試合だと思っていたので、足技はもちろん寝技もしっかりと決めようと心がけていました。素早く動いて技ありを2つ奪い、最終的に寝技で一本勝ちができたので、緊張感も抜けて初戦を勝てたことにより、上手く勢いを付けられましたね。

その勢いで3回戦のセンビョム選手(韓国)に技あり、準々決勝のディロボフ選手(ウズベキスタン)には移腰の一本勝ちで快勝しました。

大会までの準備も万端でしたが、当日の直感的な判断がしっかりできていたことも勝因のひとつだったと考えています。

落ち着いて臨んだ準決勝

落ち着いて臨んだ準決勝

準決勝の相手は調子良く勝ち上がってきたチェコのペトリコフ選手でしたが、左の大内刈りなどで相手を威圧して、試合の主導権を握ることができました。

大会までのトレーニングもしっかりできていたので、相手に投げられる恐怖は一切ありませんでしたね。「前半で勝負を決められなければ、残り1分で投げれば良い」と冷静に考えながら戦っていました。

冷静な試合運びで頂点へ

冷静な試合運びで頂点へ

決勝の相手は、サファロフ選手(アゼルバイジャン)。過去3戦3勝していますが、投げ合いで競り勝ったり、指導差で勝利したりという試合が多かったです。

非常に力が強く持ち技も豊富な選手なので、密着されたときの怖さがありましたね。試合開始からじっくりと相手を見て、技を掛けられる隙を伺っていました。

結果、3分20秒に大内刈りが決まり、優勝を果たすことができました。

優勝後の気持ち

優勝後の気持ち

優勝が決まった瞬間は、喜びという気持ちよりは、安堵感が大きかったですね。

2016年のリオデジャネイロ五輪(柔道)で銅メダルに終わった悔しさがずっと心に残っているので、優勝して純粋に喜べるのは2020年の東京五輪(柔道)だけなのかなと思います。

今大会は、終始安定した試合で相手を圧倒することができました。男子60kg級の第一人者としての貫禄を見せつけることができたのではないかと思っています。

今の気持ちと、2020年の東京五輪(柔道)に向けて

今の気持ちと、2020年の東京五輪(柔道)に向けて

今回の世界選手権は東京五輪(柔道)へのひとつの通過点だと考えているので、「通過点をひとつクリアした」ということには、ホッとした気持ちですね。

これから2020年の東京五輪(柔道)までに出場する大会で、いかに結果を出せるかがポイントだと思います。

今大会優勝したことは「東京五輪(柔道)の代表に一歩近づいた」と考えるのではなく、「どうすれば五輪で金メダルが獲れるか」にこだわり、リオデジャネイロ五輪(柔道)での悔しさを忘れずに、これからも進んでいきたいと思っていますね。

インタビュー:2017年10月

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今回は2017年ブダペスト世界柔道選手権優勝インタビューとして、高藤直寿選手にお話を伺いました。男子60kg級の第一人者としての貫禄を見せつけた高藤選手ですが、今大会で優勝したことで東京五輪(柔道)の代表に一歩近付いたと考えるだけではなく、これから「どうすれば五輪で金メダルが獲れるか」ということにこだわり戦っていきたい、と語ってくれました。
「3年後の東京五輪(柔道)で金メダル獲得」という目標に向け、闘志を燃やす高藤選手の今を、柔道チャンネルでお楽しみ下さい。

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