平成24年度全日本学生柔道優勝大会(男子61回・女子21回)

強豪大学の監督に聞く 大会直前監督インタビュー

2012年6月23()〜24日() に開催される「平成24年度全日本学生柔道優勝大会(男子61回・女子21回)」。今大会に向けての意気込みと展望を、強豪大学の監督にインタビューしました。

大会直前監督インタビュー(男子)

東海大学  上水研一朗監督  (前回大会優勝)

上水研一朗監督

上水研一朗監督

5連覇という新記録に挑む大会です。優勝以外は要りませんし、もちろん頂点を狙って試合に挑みます。目標は明らかなのでそこに向かってどういう準備をしていくかということでしかありません。

東京学生柔道優勝大会(以下、東京大会)では、明治大学に敗れてしまいましたが、あれから1ヵ月が経ち、少しずつ戦えるチームになってきたかなと思います。東京大会では怪我人が多かったのですが、選手の中に「それでもなんとかなるだろう」という甘えがありました。良い負けというものはないですが、あれで目が覚めましたし、選手にも火が付いたところがあります。チームが引き締まる良いきっかけになりました。

東京大会で出てきた課題は、実はこれまでに想定して練習してきたものです。「やったつもりがやれていなかった」、「起こり得る状況を設定して練習をしていたのに、それができなかった」、これが最大の課題ですね。まだ選手が必要に迫られていなかったということだと思いますし、今はそこをしっかりとつぶしているところです。

昨年活躍した高木海帆が怪我のため欠場、羽賀龍之介もこの大会に間に合うか微妙なところで、昨年のように絶対のエースという存在がいません。今年は誰かに頼るのではなく、全員がキーマンとして自覚を持って、全体で勝ちにいくしかないと思っています。組み合わせは、初戦から準決勝まですべての試合が気の抜けない、非常に厳しい配置です。決勝うんぬんではなく、一つひとつの試合を確実に勝ち上がって、全員で優勝を目指したいと思います。

国士舘大学  山内直人監督  (前回大会準優勝)

山内直人監督

山内直人監督

意気込みは毎年一緒です。「優勝したい」ではなく、「何がなんでも優勝しかない」と思っています。東京大会では、たまたま流れがこちらに来ました(決勝戦で明治大学に6対0で勝利)が、他校と力的には互角だと思っています。ただ、負けて踏ん張る選手もいれば勝つことで流れに乗っていける選手もいる。その中で今の子たちの性格を考えると、東京大会で勝ったことは自信になったと思いますし、次につながる良い流れができたかなと思います。

今年のチームには大砲はいないですが、逆に雑な選手もいません。12人のメンバーの誰を使っても良いというくらい本当にどの選手も充実していますし、私の目から見ても非常に良い稽古をしています。万全を期して東京大会を外して本大会に備えさせている遠藤翼全日本選抜柔道体重別選手権大会で自信を付けた浅沼拓海らの名前を挙げられることが多いんですが、キーマンとなってくる人間が誰か、誰をレギュラーで起用するかまだまだ分かりません。ここにきてぜひ使ってみたいという選手も出てきていますし、この点は嬉しい誤算ですね。

組み合わせに恵まれたと皆さんおっしゃるのですが、私は一つひとつの試合が怖くて仕方ありません。あえて勝負どころを挙げるなら、本当に毎回緊張する初戦をどう乗り越えるか。そして一つひとつの試合をしっかり勝っていけるか、その試合ごとに波に乗っていけるかどうかですね。上を見すぎるとキリがありませんので、一戦一戦をしっかり戦うこと、これを積み重ねて優勝したいと思います。

明治大学  猿渡琢海監督  (前回大会3位)

猿渡琢海監督

猿渡琢海監督

今年の4月から私が監督になり、合宿所から自転車で5分の場所に引越し、朝トレから午後の練習まで一緒にやっています。今は非常に充実した練習ができていますので、当然、本大会での目標は優勝です。

前哨戦である東京大会では、私自身、久しぶりにオーダーを組んで、試合に臨みましたが、最初ということもあり、オーソドックスなオーダーだったと思います。東京大会を戦って、他の大学の情報もだいぶ得られましたので、本大会では色々と作戦を練って戦いたいです。上位チームとの対戦はオーダー次第で勝敗が入れ替わりますからね。

今年のうちのチームには、昨年の上川大樹や、海老沼匡のようなエースがいません。でも、その分、全員が自分の役割をよく理解して試合をする、非常にまとまりのあるチームになっていると思いますし、キャプテンの菅原健志がみんなをよくリードしてくれています。

東京大会の対東海大学の試合のように、失点がなければ負けることはありません。本大会でも失点を抑え、取るべきところを確実に取ることができれば勝てると思っています。

東海大学と国士舘大学に勝たないと優勝はありえませんから、この2強、特に最大の強敵・国士舘大学に勝って優勝したいと思います。

大会直前監督インタビュー(女子)

山梨学院大学  山部伸敏監督  (前回大会5人制優勝)

山部伸敏監督

山部伸敏監督

今年うちが勝てば史上初の3連覇になるわけですが、その資格を持っているのは貴重なことです。選手たちも勝って3連覇しようと燃えています。もちろん、プレッシャーはありますが、それを跳ね除けて頑張りたいと思っています。

同じブロックに筑波大学がいますが、ここはなんとかクリアできると思います。筑波大学に勝てば次は帝京大学との準決勝になるでしょうが、力の差はほとんどないと思います。うちとしては先鋒、次鋒の必勝が勝利の方程式です。真ん中は帝京大学のほうが強いですが、ここをなんとか凌げれば、後ろに山部佳苗が控えているので勝利の展望も見えてきます。関東学生柔道優勝大会のときは怪我人がいて、コンディションも悪かったので、その点も改善して本番に臨みたいと思っています。

決勝の相手は環太平洋大学になりそうですが、競れば山部で勝てます。彼女の存在は大きいです。けれど、前で失点すると苦しいので、失点したとしても1点のビハインドに止めたいです。理想は、副将まで競ってくれることですね。

環太平洋大学は安松春香ヌンイラ華蓮などのポイントゲッターを軸に強力な相手ですが、大きな目標があるので選手たちも頑張ってくれるでしょう。

環太平洋大学  矢野智彦監督  (前回大会5人制準優勝)

矢野智彦監督

矢野智彦監督

昨年は、全日本学生柔道体重別団体優勝大会は優勝できましたが、本大会は山梨学院大学に負けて初優勝を逃がしました。それだけに今年こそという気持ちは私も選手も、古賀稔彦先生も強く意識しています。きっちりとポイントを取ることができれば勝てると思います。

取り切るということが大事です。例えば、「投げたら必ず抑える」というところまで徹底させています。決勝に進むことができれば、相手は山梨学院大学だと思います。攻勢で進めて相手の「指導」を期待しても、それは審判の判断ですから、こちらでどうこうすることはできません。だからこそ、取り切る姿勢を今からしっかり頭にたたき込むことが大切だと思っています。

今、中里友理子主将が軸になって自分たちでそうした姿勢を持って練習をやろうと頑張っています。これまでは私が指示していましたが、今では自主的に行なうようになりました。

山梨学院大学との試合になれば、後ろに山部佳苗がいるので1ポイントリードでは勝てません。やはり山部戦までに、前で2ポイントはリードしておきたいところですし、なんとか相手を止めることも考えています。

うちは短期間にトップクラスになったので多くの注目を集めていますが、選手にとっては光栄なことです。選手にはそれらを励みにして戦えと言っています。

東海大学  中西英敏監督  (前回大会5人制3位)

中西英敏監督

中西英敏監督

主将の田知本遙はオリンピックがあるので、おそらく出場機会はないと思います。戦力的には大きくダウンしますが仕方ありません。持てる戦力で戦う他ないです。でも、同じ学生の試合ですし、戦いは何があるか分かりません。どの相手にも食らいついて、引き分けるところは引き分け、取るところはしっかり取る戦いを徹底させたいと思っています。

組み合わせを見ると、順当に勝ち上がれば、決勝で環太平洋大学と当たりますが、去年の二の舞は避けたいです。去年は先鋒が引き分け、次鋒が反則負けで流れが作れないまま2-1で負けてしまいました。今年は向かっていく気持ちを持って戦うつもりです。たとえ田知本が出なくても、「勝負は下駄を履くまで分からない」という気構えで優勝を狙っていきます。

足を怪我していた菊川優希が大会に間に合えば戦力的にはアップしますが、まだ不確定です。最近優勝から遠ざかっていますが、選手たちは勝つつもりで苦しい練習に耐えています。「一戦必勝」の気迫で戦えば道は開けると思っています。

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