天理高校 斉藤涼 新監督監督インタビュー

天理高校 斉藤涼 新監督インタビュー

今年4月に天理高校へ斉藤涼新監督が就任。伝統の天理柔道に「考える力」を注入し、悲願の全国制覇を目指す天理高校。
伝統校復活を託された若き指導者に、金鷲旗高校柔道大会、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)柔道競技大会への意気込みを伺いました。

「日本一奪還」を託され監督就任

「日本一奪還」を託され監督就任

正式に依頼を頂くまで、高校OBではない私が監督になることなど、考えてもみませんでした。高校柔道の指導者になることは人生の目標のひとつではありましたが、天理高校は輝かしい歴史を持つ伝統校。「果たして自分に務まるのだろうか」と悩みましたが、意を決して引き受けることにしました。

就任から3ヵ月が経ちましたが、天理大学旭化成の選手時代に練習をさせて頂いていたこともあり、環境面での戸惑いはありません。もちろん、長年遠ざかっている「日本一」になることを期待されているわけですから、プレッシャーや責任感はひしひしと感じています。ただ、諸先生や、先輩方の心強い支えもあり、生徒たちも新しい環境のもと、熱意を持って練習に臨んでくれていると感じます。

伝統に「考える柔道」をプラス

伝統に「考える柔道」をプラス

今年のチームは3年生を中心に、中学時代に実績を残した選手が多く、身体能力や柔道センスに優れたメンバーが揃っています。しかし、春の全国高等学校柔道選手権大会(以下、高校選手権)ではベスト8に終わったように、まだまだ「勝負に対する細かな対策」が十分ではないと感じています。

「勝負に対する細かな対策」とは、言い換えれば「考える柔道」。監督に就任する前、旭化成柔道部でコーチを経験しましたが、一流選手が集まり世界を目指す実業団では「考える柔道」が重視されていました。そうした経験をもとに、生徒たちには日頃から「がむしゃらさ」と「考える力」を両立させることの大切さを伝えています。少しずつではありますが個々に力を付け、成績にも表れてきているという手応えを感じています。

今後も、しっかりと組んで一本を取りにいく伝統の「天理柔道」を貫きつつ、勝負の流れを読み、自ら考え、選択する戦い方ができる選手、一人ひとりが考えながら戦えるチームを作っていきたいと思います。

生徒たちの成長が大きな喜び

生徒たちの成長が大きな喜び

柔道の試合や練習に限らず、日常生活の中でも「今の自分にとって何が大切か」を考え行動できるように、生徒たちを導いていくことが天理柔道部の監督としての私の役割だと考えています。特に大学、実業団と続いていく柔道人生では、「考える力」がなければ必ず壁にぶつかるときが来ます。そのためにも、高校時代からしっかりと考える力を身に付け、柔道を通じて学んだことを人生で活かしてほしいと思います。

技術・体力はもちろん、考え方も発展途上にある高校生の指導は、基礎から何度でも繰り返す情熱や根気が必要ですが、練習や試合で生徒が力を発揮してくれたときの喜びは格別です。柔道の「質」という部分で最も成長する時期に、かかわれることに大きなやりがいを感じています。私自身、高校時代の恩師の存在が今も心の支えになっていますし、自分が生徒たちにとって同じような存在になれればと思っています。

天理高校は常に日本一を目指さなければならない

天理高校は常に日本一を目指さなければならない

正直に言うと、昨年まで高校柔道の大会を観戦する機会はほとんどなく、今春の高校選手権も、直前の地方大会をチェックした程度でした。準々決勝で対戦した日体荏原高校(東京)も、大会前には実力的には遜色がないという認識でした。ところが、結果は大差での敗退。力の差を痛感させられるとともに、高校生はわずか数週間、数ヵ月で大きく成長できるのだという可能性も実感しました。

天理高校は、どんなことがあっても日本一を目指さなければいけないチーム。選手たちも大差で負けた悔しさを糧に、すぐに気持ちを切り替えて、金鷲旗高校柔道大会(以下、金鷲旗)、全国高等学校総合体育大会柔道競技大会(以下、インターハイ)に向け、この数ヵ月間の練習に全力を傾けてきました。強豪チームはたくさんありますが、自分たちの力を発揮できれば十分に勝負ができると感じています。

金鷲旗、インターハイに向けて

金鷲旗、インターハイに向けて

常に日本一を目指している伝統校とはいえ、近年はなかなか結果を残せていないのも事実。全国優勝に向けて選手たちが力を発揮できるように、あらゆる面で入念な準備を整え、大会に臨ませることが私の役割だと考えています。金鷲旗が約1ヵ月後に迫り、現在は選手個々の役割を明確にし、チームとしての戦い方に磨きをかけていっている段階です。

目標は金鷲旗、インターハイで二冠を成し遂げること。3年生の田中慎太郎(主将)と笠原大雅(副主将)を中心に、チーム力には手応えを感じていますし、選手たちも練習で培ってきたことへの自信や自覚を持っています。4月から取り組んできた「考える力」に磨きをかけ、天理柔道を貫き、自分たちの力を信じて悲願の日本一を実現したいと思います。

インタビュー:2016年7月上旬

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