柔道グランドスラム東京2017

柔道グランドスラム東京2017 優勝者インタビュー

  • Increase Text Size
  • Increase Text Size
  • Decrease Text Size
 

男子60kg級 高藤直寿

世界柔道選手権大会に続き、柔道グランドスラム東京2017の男子60kg級も見事制した高藤直寿。
連敗中だった永山竜樹にも雪辱し、貫禄の柔道でグランドスラム8個目の金メダルを獲得。連覇が懸かる来年の世界柔道選手権大会にも代表が内定した高藤が大会を振り返り、今後の抱負について語る。

決勝戦を振り返って

決勝戦を振り返って

決勝戦の試合中に両手・両足が痙攣。2回目の「待て」がかかった時に体が攣ったことが分かり、このまま試合をしても見苦しいので、試合を辞めようかなとも思いましたが、気持ちで何とかやりきりました。このような経験は、今回の決勝戦で初めての事です。

大会中に飲んでいたものが水ばかりだったので、スポーツドリンクを飲んでおけば良かったですかね。これまで攣った経験があまり無かったので、年を取ってきたなと思います(笑)。体が攣るなんて、あんな試合をしているようでは、まだまだです。

決勝のA.DASHDAVVA選手(モンゴル)は、何回も対戦している相手。攣った状態だったので、組む事しかできず、抱き勝負しかなかったですね。最後の返し技(浮落)は狙っていました。それまで何回か掛けられて、タイミングも合ってきていたので、仕掛けられたら(浮落で)合わせてやろうと考えていました。

実は今回、減量もうまくいきませんでした。最後にちょっときつかった程。世界チャンピオンとして、日本代表として、減量ひとつにしても勉強していかないといけないと反省しています。

2018世界柔道選手権大会の代表が内定

2018世界柔道選手権大会の代表が内定

2018世界柔道選手権大会(以下、世界選手権)の代表内定(※)は、他の選手に差をつける事ができたという意味では嬉しいです。

来年行なわれる全日本選抜柔道体重別選手権大会の出場が決まったわけではありませんが、今回の内定により大会に臨む気持ちが、今までと違うような感じではありますね。ですが、たっぷりと時間はあるので、色々と試してみたい事が出来るなという思いです。

具体的には、今日(12月2日)の試合は袖釣込腰のみ。内股、払腰が全然出来ていませんでした。そういった技を磨き、次の試合で活かせる事が出来たら良いですよね。考えてやりたい事を見つけて、勝つために取り組んでいきたいと思います。

冬に行なわれるヨーロッパの国際大会の出場については、これからコーチと相談です。

※2017世界選手権優勝者のみ、柔道グランドスラム東京2017にて優勝した場合、2018世界選手権の代表が内定

準決勝:永山竜樹との対戦

準決勝:永山竜樹との対戦

大学の後輩でもある永山竜樹選手に勝てたことは、むちゃくちゃ嬉しいです。

世界選手権で直接対決がなく優勝をしてしまったため、4月に行なわれた全日本選抜柔道体重別選手権大会で永山選手に敗れたモヤモヤがずっと取れない状況でしたね。

抽選が終わり、準決勝で絶対に対戦するだろうと考えていたので、そのために色々と対策も考えていました。対策と言っても大きくは「怖がらずに、おもいっきり組む」だけです。以前は臆病になっていた部分があったので、そこは怖がらずに勝負しようと思いました。

自分の中で、永山選手と自分を比べると、実力や相性がちょっと劣っているなと思う部分があって、今日の試合もずっと攻められていましたよね。今日の優勝で完全に追い越したという気持ちはありません。でも、だいぶ戦えるようになってきたなというのは、実感しています。ここで気を緩めることなく、永山選手に確実に勝てるようにしないといけないなと思います。

今大会の勝因

今大会の勝因

世界選手権の優勝が「自信」になって、今大会の勝因はこれがきっかけになっているのかなと思います。「まだ俺はやれるんだ」という気持ちがあり、大会の山場でもあった準決勝の永山選手には負けていられないなという気持ちを、改めて感じて試合もできました。

あとは、春から取り組んだ筋力部分の強化ですかね。力の部分でも永山選手とだいぶ差はなくなってきていると実感しています。

逆に筋肉を付けすぎて体が対応できず、決勝で攣ってしまったとのも原因かもしれません。そこはもっと考えてトレーニングをしていきたいと思います。筋力トレーニングの楽しさを覚えたので、今後も続けていきたいですね。楽しいのは勝ってるうちだけかもしれませんけど(笑)。

今後に向けての抱負

今後に向けての抱負

世界選手権の代表が決まっても、東京五輪(柔道)の代表は決まっていません。気を抜かずに東京五輪(柔道)の代表を目指して頑張りたいと思います。

これはあくまで希望ですが、全日本柔道選手権大会に出場したいです。

日本武道館で行なわれる全日本選手権大会は、小さい時から見て育ってきた夢舞台。出場できる時に挑戦してみたいなという気持ちがあります。自分の体を大切にしながら考えていきたいですね。

男子60kg級 決勝戦「高藤直寿」

男子60kg級 決勝戦

[再生時間]1:20

インタビュー:2017年12月

このページのTOPへ

柔道チャンネル 公式Youtubeチャンネル

柔道チャンネルTVで動画を観る

  • ホームメイトWebサイト10の姉妹サイトへ
  • 柔道チャンネル SNS公式アカウントのご紹介
  • 柔道チャンネル公式Facebook
  • 柔道チャンネル公式Twitter
  • 柔道チャンネル公式YouTube
  • 柔道チャンネル公式Instagram
  • 全日本柔道連盟

  • 弊社は、財団法人全日本柔道連盟(全柔連)のオフィシャルパートナーです

  • 公益財団法人 講道館

  • 東建は、日本伝講道館柔道を通じた青少年育成事業を応援します

  • 柔道ブログ

  • 柔道整復師ブログ

  • 接骨院・整骨院ブログ

柔道整復師情報
柔道整復師情報を詳しく見る
  • 柔道整復専門学校検索

全国接骨院情報
全国接骨院情報を詳しく見る
  • 全国の接骨院・整骨院検索

  • ケータイ版・スマートフォン版
    「柔道チャンネル」へのアクセスはこちら

    ケータイ版柔道チャンネル

  • スマートフォン版柔道チャンネル

柔道大会情報や、柔道家・柔道選手紹介など、柔道に関する様々なコンテンツを発信する「柔道チャンネル」。当ページでは、「柔道グランドスラム東京2017」で熱い戦いを繰り広げた柔道選手の貴重なインタビューをお届け致します。今回お話を伺ったのは、男子60kg級で見事優勝した高藤直寿選手。大会を振り返ってみての感想や、今後について語って頂きました。柔道好き必見の、高藤直寿選手インタビュー。ぜひお楽しみ下さい。

注目ワード