柔道グランドスラム大阪2018

大会の見どころ

柔道グランドスラム大阪2018 大会の見どころ

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柔道グランドスラム大阪2018の男女各階級別の見どころをご紹介します。

※掲載内容は、2018年11月21日時点のものです。

※文中のIJFポイントランキングは、2018年11月5日時点のものとなります。

※直近3年間の大会成績をリンクしています。

男子60kg級

2018年バクー世界選手権 決勝戦 高藤直寿 vs R.MSHVIDOBADZE

2018年バクー世界選手権
決勝戦
高藤直寿 vs R.MSHVIDOBADZE

2018年のバクー世界選手権大会(以下、世界選手権)で、2年連続3度目の世界王者に輝いた高藤直寿(パーク24)と、バクー世界選手権3位の永山竜樹東海大学4年)の両選手がどのような勝ち上がりを見せるのかが、この階級の注目ポイント。

2016年の柔道グランドスラム東京では永山が決勝で高藤に内股で一本勝ち、逆に2017年の柔道グランドスラム東京では高藤が永山に「技あり」で優勢勝ちしており、過去の対戦成績はほぼ互角。両者の熾烈な戦いは東京五輪(柔道)まで続くと思われるが、とにかく一戦一戦が非常に大切な戦いとなることは間違いない。

世界柔道選手権大会 2018(男子60kg級)

柔道グランドスラム東京 2016(男子60kg級)

柔道グランドスラム東京 2017(男子60kg級)

抜群の瞬発力で、右内股、左一本背負投などに切れを見せる永山。一方、卓越した運動神経と勝負度胸に、冷静さを身に付けたことでさらなる進化を遂げた高藤は、相手と密着した状態から大腰、浮腰、さらに「高藤スペシャル」と言われる大技を見せたかと思えば、組み負けたように見せて懐に入るや大内刈、小内刈で一気に形勢逆転する変幻自在な攻撃が魅力。IJFワールドランキングでも現在1位の永山、2位の高藤の2人は、試合内容でもファンを魅了できる選手と言っていいだろう。1試合目から必見だ。

その他の日本代表、志々目徹了コ寺学園職員)と大島優磨(旭化成)にも優勝のチャンスは十分にある。志々目はアジア競技大会 柔道競技(以下、アジア競技大会)で銀メダル。大島は講道館杯全日本体重別選手権大会(以下、講道館杯)で、非常にいい内容で優勝を果たしており、高藤や永山にとっても易々と勝てる相手ではない。

高藤、永山が東京五輪(柔道)に向けた代表レースにおいて一歩リードしていることは間違いないものの、志々目や大島にチャンスがないわけではない。2強の間に割って入るためには、この大会で優勝という結果を出すことが最低条件と言え、それは2人もよく分かっているはず。強豪外国人選手に打ち勝つことはもちろんだが、この大会で日本人選手のトップになることにより、今後の展開も大きく変わる可能性もある。

アジア競技大会 柔道競技 2018(男子60kg級)

講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 2018(男子60kg級)

海外からは、IJFワールドランキング6位のキルギズバエフ(カザフスタン)、9位のヤスエフ(ロシア)、10位のタカバタケ(ブラジル)らがエントリーしている(11月15日現在)。

男子66kg級

2018年バクー世界選手権 決勝戦 阿部一二三 vs Y.SERIKZHANOV

2018年バクー世界選手権
決勝戦
阿部一二三 vs Y.SERIKZHANOV

この階級の一番の注目選手は阿部一二三日本体育大学3年)。2017年のブダペスト世界選手権で6試合中5試合一本勝ちという圧倒的な強さを見せて優勝。2018年のバクー世界選手権では、相手に研究・警戒されながらも他を寄せ付けずに連覇を果たした。

阿部の魅力は、何と言っても「一本」を取る技。背負投を中心にした担ぎ技、大外刈、大内刈などの足技、さらに大腰や釣腰、内股と、いずれの技も一発で相手を仕留める威力を持っている。普通の選手であれば「強引」と言われるような体勢からでも、身体の強さで投げ切り「一本」を取ることのできる稀有な選手と言える。

そして、対戦相手にとって、さらにやっかいなのは、その一発だけでも破壊力抜群の技が、次から次へと連続でくること。この阿部の怒涛の波状攻撃を受けて、まともに立っていられる選手はまずいない。阿部の強烈な一撃の餌食になるか、防御一辺倒になり自ら「指導」を献上し、反則負けの道を選ぶか、どちらかの選択肢を迫られることになる。

今の阿部の強さはその次元まで行っていると言っても決して大袈裟ではない。阿部は2017年に、1度だけ負けている。相手はモンゴルのアルタンスフ。約3年ぶりの負けだった。しかし、この敗戦がさらに阿部を強くしたことは間違いない。兵庫出身の阿部。今回は関西で行なわれる大会ということで故郷に錦を飾る素晴らしいパフォーマンスでの大会連覇を期待したい。

世界柔道選手権大会 2017(男子66kg級)

世界柔道選手権大会 2018(男子66kg級)

阿部に続く選手としては、アジア競技大会準優勝の丸山城志郎(ミキハウス)が期待される。丸山はケガのために講道館杯を欠場しており回復具合が気になるが、国内の東京五輪(柔道)代表レースにおいて、阿部を独走させないためにもここで結果を出し、踏ん張りたいところ。阿部に土を付けたのは、2015年11月の講道館杯。その後の対戦では、阿部に連勝を許している。打倒・阿部に闘志を燃やす丸山の試合ぶりにも注目したい。

アジア競技大会 柔道競技 2018(男子66kg級)

その他の日本代表は、2018年講道館杯優勝の藤阪太郎(大阪府警察)と2018年8月の柔道グランプリ・ブダペストで優勝している田川兼三(筑波大学4年)。

講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 2018(男子66kg級)

柔道グランプリ・ブダペスト 2018(男子66kg級)

海外からはIJFワールドランキング上位の選手が多数エントリーしている。まず2位のマルグヴェラシヴィリ(ジョージア)、4位のアン・バウル(韓国)、7位のガンボルド(モンゴル)、9位のズマカノフ(カザフスタン)、11位のセリザノフ(カザフスタン)。アンは2015年の世界王者だ。

男子73kg級

平成30年度講道館杯 決勝戦 立川新 vs 海老沼匡

平成30年度講道館杯 決勝戦
立川新 vs 海老沼匡

2010年から2017年まで、日本が世界選手権で優勝を獲り続けてきた73s級。2018年のバクー世界選手権でその記録こそ途切れたものの、日本のこの階級の層の厚さ、レベルの高さは群を抜く。

今大会の日本代表は、2017年のブダペスト世界選手権王者で、2018年のバクー世界選手権は不運な目の負傷もあり2位にとどまった橋本壮市(パーク24)、リオデジャネイロ五輪(柔道)金メダリストの大野将平旭化成)、バクー世界選手権では団体の代表として日本の優勝に貢献した立川新(東海大学4年)、そして66s級の元世界王者(2013年、2014年)の海老沼匡(パーク24)。なんと4人中3人が世界チャンピオンという強力な布陣で今大会に臨む。

世界柔道選手権大会 2018(男子73kg級)

世界柔道選手権大会 2017(男子73kg級)

リオデジャネイロ五輪(柔道) 2016(男子73kg級)

日本代表は、それぞれ個性的。橋本は組み手の巧さと抜群の切れ味を持つ袖釣込腰が武器。釣り手となる相手の袖を掴むや片手だけで相手を担ぎ上げる独特の袖釣込腰は、橋本スペシャルと言われ、世界で恐れられている。

大野の魅力は、どんな相手とも真っ向から組み、一発で畳に叩きつける豪快な内股、大外刈、大内刈。これぞ柔道というオーソドックスなスタイルは国内外でファンも多く、外国人トップ選手の間でも憧れの的になっている。リオデジャネイロ五輪(柔道)後、しばらく休んでいたが、2018年から本格復帰。アジア競技大会では、日本選手にとっての最大のライバル、アン・チャンリン(韓国)を激闘の末に破っている。アンは、その後の世界選手権で橋本を破り、ついにチャンピオンに輝いた。

アジア競技大会 柔道競技 2018(男子73kg級)

2017年の夏に66kg級から階級を上げた海老沼は、着実に73kgに対応できるようになってきており、講道館杯でも抜群の強さで決勝進出。決勝の立川新に敗れはしたものの、技の切れ、威力ともに一線級であることを見せた。多彩かつ切れのある立ち技で再び頂点に立つことができるか。

講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 2018(男子73kg級)

海外からは、IJFワールドランキングベスト10のうち7人がエントリーしており(11月15日現在)、相当高いレベルの戦いとなることが予想される。注目すべき選手は、2018年世界チャンピオンとなったアンを筆頭に、IJFワールドランキング3位のシャブダトゥアシビリ(ジョージア)、4位のマシアス(スウェーデン)、5位のガンバータル(モンゴル)。

男子81kg級

平成30年度講道館杯 2回戦 佐々木健志 vs 笠原大雅

平成30年度講道館杯 2回戦
佐々木健志 vs 笠原大雅

81kg級は、日本にとってかなり厳しい戦いを余儀なくされそうだ。

バクー世界選手権2位で、今大会の出場権を得ていた藤原崇太郎日本体育大学2年)が、10月の全日本学生体重別団体優勝大会で左肘を脱臼し欠場。左膝のケガから復帰したこの階級の第一人者の永瀬貴規旭化成)は、この大会の予選と言うべき講道館杯の2回戦でまさかの敗退。さらに、佐々木健志(筑波大学4年)も3回戦で敗退してしまい、あわや代表落ちという状況だったが、東京五輪(柔道)を見据えた上で、永瀬と佐々木にチャンスが与えられ、今大会への出場となった。

世界柔道選手権大会 2018(男子81kg級)

全日本学生柔道体重別団体優勝大会 2018(男子81kg級)

講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 2018(男子81kg級)

アジア競技大会 柔道競技 2018(男子81kg級)

全盛期の永瀬は懐が深く、相手の技を飲み込んでしまうような印象。相手の技を受け切り、抜群のタイミングで返し、あるいは、崩して寝技で獲る。また、機を見て掛ける大内刈、大外刈、内股にも切れ味があり、とにかく安心して見られる安定感があった。

しかし、2018年の講道館杯を見る限りでは、勝負勘が戻っていないのか、なかなか技が出せず、相手の攻撃を受けているうちに疲れ、相手にペースを握られてしまっていた。あともう少し。今大会で「永瀬が戻ってきた!」と思わせるような試合を期待したい。

もう1人、チャンスを与えられた佐々木にも大きな期待がかかる。佐々木の最大の特徴は、思い切りの良さと、パワフルで切れ味抜群の技。内股、背負投、裏投。佐々木の技を見ると、大袈裟でなく、驚かされる。だが、切れすぎる技と動きは、諸刃の剣でもあり、強引すぎて自滅するという失敗も1度や2度ではない。佐々木に必要なのは自制。自らのパワーや気持ちがコントロールできるようになれば、鬼に金棒だ。今大会で新しい佐々木を見せられるか。

その他の日本代表は、講道館杯優勝の小原拳哉(パーク24)と準優勝の佐藤正大(自衛隊体育学校)。藤原がケガで離脱し、永瀬が十分な復活を遂げられていない現在の状況は、別の選手にとってはチャンスでもある。これまで、コツコツと積み上げ、着実に力を付けてきた小原にしても佐藤にしても、その実力を発揮するには絶好の機会と言っていいだろう。両選手の試合ぶりにも大いに注目したい。

外国人選手では、IJFワールドランキング2位、2017年の柔道グランドスラム東京では3位に輝いているデビットフランク(オランダ)、バクー世界選手権3位のアルバイラク(トルコ)、2017年の柔道グランドスラム東京で優勝を飾ったオトゴンバタール(モンゴル)、2018年の柔道グランドスラム・パリ準優勝のイ・センス(韓国)らが有力。毎回混戦になる81s級、果たして2018年はどんな展開になるのか。

柔道グランドスラム東京 2017(男子81kg級)

柔道グランドスラム・パリ 2018(男子81kg級)

男子90kg級

平成30年度講道館杯 決勝戦 ベイカー茉秋 vs 田嶋剛希

平成30年度講道館杯 決勝戦
ベイカー茉秋 vs 田嶋剛希

リオデジャネイロ五輪(柔道)金メダリストのベイカー茉秋(日本中央競馬会)が、いよいよ本格的に、戦線に復帰する。11月の講道館杯で、ベイカーらしい粘り強さと力強い技を見せて優勝を果たし、今大会出場の切符を獲得。試合には4月の全日本選抜体重別選手権大会にも、アジア競技大会にも出場していたのだが、どことなく本調子ではないような戦いぶりだったため、ついに、戻ってきたという印象だ。

講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 2018
(男子90kg級)

全日本選抜柔道体重別選手権大会 2018(男子90kg級)

アジア競技大会 柔道競技 2018(男子90kg級)

ベイカーの最大の長所は粘り腰。一見、組み負けて不利と思われるような体勢から、大内刈、内股を繰り出し、一気に形勢を逆転する。密着状態からの大内刈は威力抜群で、崩したあとの寝技への移行もスムーズ。ベイカー完全復活となるか、今大会の90s級の1番の注目ポイントと言っていいだろう。

バクー世界選手権で銅メダリストを死守した、現在の日本の第一人者である長澤憲大(パーク24)も好調を持続している。組み手が巧く、内股の切れ味は鋭い。バランスが良く、コンスタントに実力を発揮できるのが長澤の1番の長所と言っていいだろう。ベイカーが戻ってきたからと言って、易々と第一人者の座を受け渡すわけにはいかない。ここでしっかりと実力を見せておきたい。

世界柔道選手権大会 2018(男子90kg級)

残る日本人選手、向翔一郎(綜合警備保障:ALSOK)と田嶋剛希(筑波大学3年)も個性があり、非常に面白い。向は発想力豊かな攻撃と破壊力が武器。ときに強引すぎて自滅もするが、裏投や小外刈の威力は外国人にも引けを取らない。波はあるが、乗ったときには手が付けられない。田嶋も着実に力を付けてきている選手で、とりわけ背負投の切れ味が鋭い。個性的な選手が揃った90s級。外国人選手が強く厳しい階級ではあるが、日本人選手の奮闘を期待したい。

外国人選手で有力なのは、2015年アスタナ世界選手権王者のガク・ドンファン(韓国)。2018年のアジア競技大会準決勝でベイカーが反則負けした選手で、技が切れるというより試合巧者タイプ。日本人選手にとって最難関選手と言えそうだ。その他にも2018年のバクー世界選手権2位のシウバ・モラレス(キューバ)、2017年ブダペスト世界王者のマジュドフ(セルビア)、IJFワールドランキング3位のトート(ハンガリー)といった世界トップの選手が名を連ねている。厳しいトーナメントとなりそうだ。

世界柔道選手権大会 2017(男子90kg級)

男子100kg級

平成30年度講道館杯 決勝戦 熊代佑輔 vs 羽賀龍之介

平成30年度講道館杯 決勝戦
熊代佑輔 vs 羽賀龍之介

2017年ブダペスト世界選手権優勝のウルフ・アロン了コ寺学園職員)、2018年アジア競技大会優勝の飯田健太郎(国士舘大学3年)、2015年アスタナ世界選手権優勝の羽賀龍之介旭化成)、そして講道館杯優勝の熊代佑輔(綜合警備保障:ALSOK)。現在の階級の日本トップ4が顔を揃えたと言っていい2018年の代表。コンディション的に万全とは言い難い選手もいるものの、この4人が2019年の世界選手権、2020年東京五輪(柔道)の候補と言っても過言ではないだろう。

世界柔道選手権大会 2017(男子100kg級)

アジア競技大会 柔道競技 2018
(男子100kg級)

講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 2018(男子100kg級)

2018年の1月に左膝の手術をし、不安を残したまま出場したバクー世界選手権では準々決勝で敗退したウルフ。その後、しばらく実戦から遠ざかっていただけに、今大会でどんなパフォーマンスを見せるのか、非常に気になるところ。完全復活に期待したい。

世界柔道選手権大会 2018(男子100kg級)

2018年の2月に左肩を負傷し手術。講道館杯で復活し準優勝に輝いた羽賀も、今大会での完全復活を期待されている。講道館杯では、全盛期のような圧倒的な強さは感じられなかったものの、柔道の巧さ、勘の良さという点では、さすがと感じさせるものがあった。

講道館杯を制した熊代は、現在30歳ながら、今でも進化を感じさせるベテラン。母校・東海大学の助監督も務める熊代だが、左右同じように掛けることができる大外刈などの技の切れと思い切りの良さは、見るたびに驚かされる。今大会も大いに注目したい。

今、この階級で最も勢いと元気のあるのが飯田。100s級のみならず、日本の次期エースとして発展途上の選手だと言っていいだろう。内股、大内刈など、技の切れはピカイチ。安定感にやや不安を残すが、それも着実に解消されつつある。元世界王者のウルフ、羽賀が出場するこのトーナメントで優勝することになれば、飯田にとっては大きな自信になることは間違いない。もしかしたら、今大会はこの階級にとって、ターニングポイントになるかもしれない。

国内もさることながら、海外からも有力選手が多数エントリーしている。バクー世界選手権でチャンピオンに輝いたチョ・グハン(韓国)、リオ五輪(柔道)銀メダリスト(90s級)で、ブダペスト世界選手権2位のリパルテリアニ(ジョージア)、柔道ワールドマスターズ・サンクトペテルブルク2位のコレル(オランダ)。ちなみに2017年の柔道グランドスラム東京では、日本人選手は入賞すらできなかった。ベストメンバーで臨む今大会、日本の上位独占に期待したい。

リオデジャネイロ五輪(柔道) 2016(男子100kg級)

柔道ワールドマスターズ・サンクトペテルブルク 2017(男子100kg級)

柔道グランドスラム東京 2017(男子100kg級)

男子100kg超級

2018年バクー世界選手権 3位決定戦 原沢久喜 vs B.OLTIBOEV

2018年バクー世界選手権
3位決定戦
原沢久喜 vs B.OLTIBOEV

100s超級の日本代表は、バクー世界選手権3位の原沢久喜(フリー)と、小川雄勢(明治大学4年)、影浦心(日本中央競馬会)、王子谷剛志旭化成)の4選手。リオデジャネイロ五輪(柔道)に臨んだ頃の100s超級の布陣に比べるとやや寂しい印象は否めない。

世界柔道選手権大会 2018(男子100kg超級)

リオデジャネイロ五輪(柔道) 2016
(男子100kg超級)

現在の日本の第一人者は原沢。リオデジャネイロ五輪(柔道)では、王者リネール(フランス)をあと一歩のところまで追い詰め、世界に「原沢あり」と印象付けたが、2017年のブダペスト世界選手権では2回戦で敗退。オーバートレーニング症候群のために戦線を離脱することを余儀なくされた。徐々に回復し、2018年のバクー世界選手権では銅メダルを獲得。完全復活まであと一歩のところまで来ている。

世界柔道選手権大会 2017(男子100kg超級)

原沢と同い年で、全日本柔道選手権大会で3度王者に輝いている王子谷はこのところ元気がない。今大会には、全日本柔道選手権大会に臨むようなモチベーションで挑み、しっかりと存在感をアピールしてほしいところだ。

小川と影浦、若手の二人への期待も大きい。世界選手権では不運な反則負けをした小川は、再出発となるこの大会で、是が非でも結果を出したいところ。小川の最大の武器はスタミナと受けの強さ。奥襟を掴んで相手の頭を下げさせてスタミナを奪い、終盤に勝負を掛けるか、相手を自滅させる。2017年の柔道グランドスラム東京では、100s級リオデジャネイロ五輪(柔道)金メダリスト・クラパレク(チェコ)と14分にわたる死闘を演じた末に勝利し大声援を浴びた。

柔道グランドスラム東京 2017(男子100kg超級)

影浦は、179p、113sと100s超級としては小柄だが、その小柄な体躯を活かした背負投が最大の武器。スタミナもあり、先に先にと背負投を掛け続けるため、相手が根負けして自滅するパターンも多い。日本の秘密兵器的な存在と言える。

海外からは有力選手が来日予定。IJFワールドランキングベスト10のうち、なんと8人がエントリーしている。

バクー世界選手権優勝のツシシビリ(ジョージア)、100s級リオデジャネイロ五輪(柔道)金メダリストのクラパレク、バクー世界選手権3位のウルジバヤル(モンゴル)、アジア競技大会優勝のキム・スンミン(韓国)、2014年チェリャビンスク世界選手権3位のシウバ(ブラジル)など、日本人選手にとって厳しい戦いになることは間違いないが、これだけのメンバーが揃ったトーナメントで優勝となれば、2019年の世界選手権代表の座が一気に近づくことになる。選手の奮闘に期待したい。

アジア競技大会 柔道競技 2018(男子100kg超級)

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柔道チャンネル「柔道グランドスラム大阪2018」について
柔道グランドスラム大阪は、(公財)全日本柔道連盟が主催する国内唯一の国際大会。夏季オリンピック・世界柔道選手権大会・ワールドマスターズに次ぐ位置付けにある大きな大会です。 柔道チャンネルでは、2018年11月23〜25日に開催される柔道グランドスラム大阪2018の情報を発信しております。出場日本選手の紹介や過去の大会成績、写真などを掲載していきます。世界各国の柔道家による熱い戦いを、ぜひご覧下さい。
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