柔道関連団体:講道館について

講道館柔道とは

講道館の創始者

講道館柔道の創始者、嘉納治五郎氏

今「柔道」と言われているのは、講道館柔道のことです。講道館柔道の創始者である嘉納治五郎は、日本古来の柔術から柔道を生み出しました。
小さい頃、身体が弱かった嘉納治五郎は、小さい人が大きい人を投げ飛ばす柔術に憧れ、修行をしていくうちに、もっとも大切なのは、術を磨くことだけではないと考えるようになりました。そして、「柔道とは、心身の力を、もっとも有効に使う道である」と説き、その道を講ずるところ、つまり教えるところという意味から「講道館」と名付けました。

歴代の講道館館長

講道館柔道の教え

講道館柔道の教え「精力善用(せいりょくぜんよう)」「自他共栄(じたきょうえい)」

小さい人が大きい人を投げることは、ダイナミックで実に精悍なものです。しかし、講道館柔道が求めるのは、見かけだけの強さではありません。技に加え、強い精神と社会に貢献できる心構えを併せ持つ真の強さを極めることが教えの基本となっています。

講道館柔道の教えには、「精力善用(せいりょくぜんよう)」「自他共栄(じたきょうえい)」の2つがあります。
「精力善用」とは、心身の持つすべての力を最大限に生かして、社会のために善い方向に用いることです。
また、「自他共栄」とは、相手に対し敬い、感謝することで、信頼し合い、助け合う心を育み、自分だけでなく他人と共に栄えある世の中にしようとすることです。

修行によって、身体と精神を鍛え上げ、自分のためだけでなく、周りの人を幸せにする勇気と行動力の基盤をつくること、これが講道館柔道の教えの基幹だと言えるでしょう。

講道館柔道の歴史

講道館柔道の歴史

講道館柔道は、創始者の熱意によって、幾多の困難を乗り越え、現在では、世界の柔道(Judo)となるまでに発展しました。
この講道館柔道の本部となった講道館は、明治15年(1882年)東京都台東区・永昌寺のわずか12畳の道場と9人の入門生から始まりました。
その後、昭和の初めには学校の科目としても取り上げられ、警察や軍隊、会社、町道場でも盛んに行なわれるようになったものの、第二次世界大戦によって一時禁止されてしまいます。しかし、大戦後、講道館柔道は、講道館を中心に再び盛んになり、昭和23年には、全日本柔道選手権大会が復活しました。
また、昭和39年には、東京オリンピックで正式種目として加えられるなど、日本の柔道は世界の「Judo」として急成長を遂げてきています。

小学生から社会人まで、男女や国籍を問わず多くの人に支持される講道館柔道。創始者の意思を受け継ぎ、創立以来、120年を超える歴史の中で、多くの柔道家が今も育っています。


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