著名な柔道選手インタビュー

  

阿部詩

2017年の柔道グランプリ・デュッセルドルフで、IJFワールド柔道ツアー史上最年少優勝を果たした阿部詩選手。
2020年の東京柔道競技(五輪)に向けて、兄・阿部一二三選手とともに注目されている阿部詩選手に、柔道と歩んできたこれまでを伺いました。

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兄がきっかけで始めた柔道

兄がきっかけで始めた柔道

兄・阿部一二三の練習を見るために道場について行ったのが、私と柔道との出会いでした。「楽しそう」という印象を持った私は、すぐに柔道を始めることにしたんです。

始めてからの4ヵ月はずっと受け身の練習ばかりしていましたね。当時5歳だった私はまだ右も左も分からない子供で、監督や先生から右・左と指示があるたびに、練習を見に来ていた父のところへ走って行き、「右ってどっち?」と聞いていた記憶があります。

私が柔道を始めるきっかけになった兄は、今でも尊敬する柔道選手です。「兄のようになりたい」という気持ちは、今でも変わっていません。

夙川学院中学校に進学し、初めて手に入れた日本一

夙川学院中学校に進学し、初めて手に入れた日本一

小学4年生の頃からご縁があり、夙川学院中学高校柔道部の松本純一郎監督に指導を受けるようになりました。

やがて自分が進学する中学校を決めるタイミングが来ますが、当時の私にとっては松本監督に柔道を教わることが当たり前になっていたため、ごく自然に夙川学院中学校を選んでいましたね。「ここでないと柔道を続けられない」という思いがあったのだと思います。

夙川学院中学校では3年生のときに全国中学校柔道大会で優勝を果たしました。これが初めての全国大会での優勝。2年生のときに決勝で敗れて悔しい思いをしたので、優勝することができてとても嬉しかったのを覚えています。

高校での柔道で感じた悔しさと、それをきっかけにした成長

高校での柔道で感じた悔しさと、それをきっかけにした成長

その後はそのまま夙川学院高校に進学したのですが、1年生のときに出場した2016年全国高等学校総合体育大会(以下、インターハイ)では1回戦敗退(反則負け)。これまでの柔道人生で一番悔しかったですね。

それをきっかけに「さらに成長しよう」と思えたことが、2017年の柔道グランプリ・デュッセルドルフでの優勝、全国高等学校柔道選手権大会の個人戦・団体戦優勝に繋がったのだと思っています。

しかし、2017年全日本選抜柔道体重別選手権大会では3位に終わってしまい、残念ながら世界柔道選手権大会(以下、世界選手権)の代表には選ばれませんでした。

世界選手権に手が届くところまで来ていたので「このチャンスは絶対に掴みたい」と強く思っていたのですが、その気持ちが空回ってしまったのかもしれません。そしてどこかで少し弱い気持ちもあったのかもしれませんね。

課題を克服して目指すは2020年の東京

課題を克服して目指すは2020年の東京

シニアの大会にも出場するようになったことで、国内の強い選手や外国人選手と対戦できるようになりました。やはり力ではまだまだ通用しない部分がありますので、体の力を付けていくことが課題のひとつですね。

2017年柔道グランプリ・デュッセルドルフでは、ワールドツアーで優勝することができ、「誰が相手でも自分の技に入ることができれば勝てる」という自信も付きました。

自分の技をもっと活かすためには、体の力とは別に組手を上達させることも、今の自分に必要なことだと考えています。

当面はインターハイ、講道館杯全日本柔道体重別選手権大会の優勝が目標です。でも最終的には2020年の東京柔道競技(五輪)に日本代表として出場し、優勝。世界のトップに立ってみたいですね。

インタビュー:2017年4月

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今回は著名な柔道選手インタビューとして阿部詩選手にお話を伺いました。阿部詩選手はこれまでどちらかと言えば兄・阿部一二三選手の妹の柔道選手として注目されてきました。しかし、2017年2月の柔道グランプリ・デュッセルドルフでは史上最年少(16歳225日)でIJFワールド柔道ツアー優勝を果たし、名実ともに兄に比肩し得る存在となります。目指すは兄妹揃っての、2020年東京柔道競技(五輪)出場と金メダル。明確な自信と課題を手にしたここから阿部詩選手の快進撃は始まります。今でも兄のことを尊敬し、兄のようになりたいと話す阿部詩選手。周囲としても2人がこれから起こすドラマを期待せずにはいられません。
阿部詩選手が柔道とともに歩んできたこれまでを、柔道チャンネルでぜひお楽しみ下さい。

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