柔道用語辞典

少年規定の基本理念(しょうねんきていのきほんりねん)

少年規定の基本理念

少年規定は、小・中学生に適用される規定です。
全日本柔道連盟の資料には「その基本理念は、正しい組み方で、正しい技を掛け合う、講道館柔道の基礎を習得させ、生涯にわたって柔道に親しむ能力や態度を育成し、日本柔道の基盤を築くことである。」と記されています。

体格や力で勝る人へも果敢に向かい、どんなことにも動じない精神、勝負だけにこだわらず、相手を尊重しようとする正々堂々とした態度など、「強く、優しく、たくましく」といった人づくりを大切にする柔道では、少年達への様々な教育的配慮から、少年規定として反則となる禁止事項を規定しています。
その内容は、大まかに「基本の心得」と「安全への留意」とに分けられます。

「基本の心得」を観点とする禁止事項

故意に場外に出たり、相手と組まず勝負をしようとしないなど、積極的に闘おうとしない態度を取ることで、「指導」、場合によっては、「警告」「反則負け」となります。
特に少年規定の中で反則の適用を留意しているものとして、
①相手と取り組まず、勝負を決しようとしない(約20秒間)。または、組んでも切り離す動作を繰り返す。
②立ち勝負のとき、極端な防御姿勢を取る(6秒以上)。
③立ったままで選手がお互いの手の指を組合わす姿勢を続ける(6秒以上)。
④無意味な発声をする。
⑤相手の人格を無視するような言動をする。
が挙げられます。
特に、⑤は、「警告」または「反則負け」となります。

IJFルール「安全への留意」を観点とする禁止事項

「安全への留意」における規定は、学年ごとに無差別で行なわれることが多い少年の試合において、体格・体力に大きな差がある者が試合をすることや、体が未発達のため障害を負う危険性を避けるような配慮がされています。
詳しい内容については、「禁止事項:立ち勝負・投技」「禁止事項:関節技・絞技・固技」で紹介します。


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